郷土料理の日!!(特養、ショート、デイ、グループ)

 

2月は石川県の郷土料理(治部煮・茄子そうめん・めった汁)でした。

 「治部煮」は少なくとも江戸時代から食べられていたとされる、石川県を代表と
する料理です。

材料は鶏肉(本場では鴨肉)・麩・季節の野菜等で、鶏肉に衣を付けるため少しトロミがあるのが特徴です。

名前の由来は諸説あり、この料理を考案した奉行の名前(岡部治部右衛門)から名付けたという説や、「じぶじぶ煮る」と擬音語から付いたという説があります。

 「茄子そうめん」は、かつて石川県能登が室町時代からそうめん作りが盛んだったことに由来します。昔からお盆料理の1つとされ、今でも夏に食欲がない時の軽食として日常的に食べられる、茄子とそうめんを煮込んだ煮物に近い感覚の料理です。


 「めった汁」は大根や人参と言った根菜類をたくさん使った豚汁のことで、

「やたらめったら具を入れる汁」にちなみ名付けられた、具沢山で作ることが特徴の味噌汁です。

 


お話を伺いに向かった頃にはどのフロアのご利用者も早々に食べ終われており、「美味しかったー!」職員からは「食べてみたいな~」とのご感想を頂きました。

また来月もご利用者に喜んで頂ける郷土料理を提供していきたいと考えていますので、お楽しみに!

 

最後になりますが、この度能登半島地震で被災された皆様・ご家族様に心よりお見舞い申し上げますとともに一日でも早い復興をお祈り申し上げます。


管理栄養士